歯科医院でフッ化物の塗布
虫歯を予防するには，歯科医師や歯科衛生士によるプロフェッショナルケアが非常に大切です．
特に，PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)により，細かい汚れを取った後にフッ素濃度の高いフッ化物ジェルを塗布すると，歯の表面が強くなります．
フッ化物を塗布する際，ただ塗るだけでも効果はあります．しかし，唾液の量が多い方では，唾液によりフッ素の濃度が薄められてしまうので，フッ化物を塗布する際に専用のトレー（ドラッグリテーナー）を使うと，歯の表面でフッ素濃度を高く保てるためより効果的です．
日本の歯科医院で塗布するフッ化物の濃度は，950ppm〜1300ppmのものを使う場合が多いようです．しかし，歯科先進国のスウェーデンやアメリカでは，もっと高い濃度のフッ素を使う場合もあるようです．
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